ブドウの品種で選ぶ
ワイン選びでもっとも分かりやすいのは、ブドウの品種で選ぶことでしょう。ラベルにはブドウ品種はあまり記載されていませんが、通販やお店で買う場合には、どんなブドウで作られているかは必ず説明がありますので、参考にしてみてください。
一種類のブドウ品種だけで作られるワインというのはあまりありません。ヴィンテージごとに最適な品種の割合を変えて、高品質なワインを維持しようとしているからです。それでも、ワインのベースとしてよく使用される主要なブドウ品種の味わいや個性を覚えておくなら、ワイン選びの際に役に立つでしょう。
①カベルネ・ソーヴィニヨン
タンニンが強く、しっかりした構造を持つ、いわゆるワインらしいワインを生み出すブドウ品種です。やや渋みが強いため、女性よりは男性に好まれる傾向があるようです。世界の至る所で栽培されていますが、どの産地のものでもぶれない一貫した主張があります。この品種を見れば安心、といえるほど、いわゆるハズレが少ない品種です。
②ピノ・ノワール
フルーティーで綺麗な酸味が特徴の品種で、カベルネ・ソーヴィニヨンとは対照的に女性に好まれる品種です。多くの品種が複数の品種を掛け合わせて作られるのに対して、このピノ・ノワールは単一品種でワインが作られることがほとんどです。しっかりとした構造をもったカベルネ・ソーヴィニヨンとは異なり、ブドウが育った大地の個性がそのままワインに表れるため、品質の低い畑で出来るピノ・ノワールはどうしても品質が低くなってしまいます。このワインを選ぶときは、あまりに低価格のワインを選ぶことは避けたほうがいいかもしれません。
③メルロー
ピノ・ノワールよりはカベルネ・ソーヴィニヨンに近い品種のひとつで、世界中で栽培されています。明確な主張を感じる個性はありませんが、味わいに一本の幹が通っているため、どんな料理でもそれなりに合わせることが出来る便利なワインになります。味わいは、柔らかいタンニン、低い酸味、豊かな甘み、トロリとした舌触りが特徴です。万人受けする味わいなので、大人数のパーティーに重宝するブドウ品種かもしれません。
④シラー
シラーの特徴は、何といってもその強烈さです。まるで血のような引き込まれるような黒さも、他の品種とは一線を画しています。味の特徴は強いタンニンとスパイシーさです。パワフルで野生的でありながら、その一方で上品な華やかな香りを備えていることもこのワインの魅力です。濃厚でパンチの効いたワインが飲みたくなる、エネルギッシュな夜にオススメのワインです。
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